温泉揚湯管は全国の温泉で使用されている
日本全国に温泉が存在していますが、その温泉の源泉に関しては泉質や温度がさまざまであり温泉として利用するにはいろいろと工夫が必要となります。
最初に必要なのが源泉からひきこんでくる温泉揚湯管です。
使用温度は規格品で0〜60度、ビニールエステル樹脂製のもので0〜80度となります。
日本の温泉の使用例としては、まず北海道の洞爺湖温泉での使用例があります。
洞爺湖温泉は日本屈指の集中管理配湯設備で内径50〜200ミリのものが使われていています。
この温泉の泉質は塩化物温泉で泉温は50度となります。
この温泉は日本では三番目大きなカルデラ湖にある温泉として有名で足湯を利用しながらの訪問も可能です。
また、日本三名泉に数えられている群馬県の草津温泉でも使用されています。
草津温泉はpH2の強酸性泉であり、かなり過酷な使用となってあます。
使われているのは配湯管で内径100〜200ミリのものが使用されています。
草津温泉は泉質が硫黄塩・塩化物温泉で、泉温は44・5〜44・9度となっています。
ほかにも奈良時代から続く歴史ある名湯の静岡県熱海温泉でも使用例があるようです。
この温泉の泉質は塩化物泉であり泉温は22度〜94度と幅広いのが特徴。
徳川家康も湯治で利用していたことでも知られています。
さらには、岐阜県で名の知れている下呂温泉で使われているのも分かっています。
下呂温泉には、薬師如来が白鷺に姿を変えて現れて湧水池を知らせてくれたというエピソードがあります。